ひきやのブログ

挽家の敷地内の紅葉も終わりを迎えつつあります。
もう何回も霜が降り、気温もずいぶんと下がってきました。
夜の10時で2℃なんていう日も増えてきました。
今、和洋室から見えるモミジがきれいに紅葉しています。

今年は暑さのせいか大量の毛虫が発生し、
挽家の大柊もかなりの葉を食べられたのにもかかわらず、
例年通りたくさんの花をつけてくれました。
風のない日は当たり一面柊の上品な香りに包まれます。
開花は10月の終わりから11月の始めくらいで、
1週間から10日間くらいです。
毎年ほぼこの時期に開花します。

何代目のご先祖が植えてくれたのかわかりませんが（自分は12代目です)
柊は魔を払うといわれており、
挽家に降りかかる災難を払ってくれて、
挽家を代々守ってきてくれたのかもしれません。
こんな素晴らしい木がある挽家を自分も大事に守り抜き、
次の代に渡していきたいと思います。

先日はざぼししたアキタコマチを脱穀しました。
収穫量は例年の10分の1以下でした。
中々最初からうまくはいかないようです。
来年また挑戦します。